チューリップの栽培環境について

チューリップの原産地は地中海性気候で、
夏は涼しく乾燥しており、冬は雨が多くて湿度が高い地域です。
なので、チューリップは寒さに強く、暑さに弱い植物なのです。
みなさんがチューリップを育てる環境を作る際にも
この特徴を意識したものを作ってみてください。

チューリップの管理の注意点

上記の特徴を踏まえて注意するポイントは五つあります。

1.冬でも水を与えなければいけない

チューリップは冬の寒い時期に地面の中で根を伸ばします。
その間に水を与えて根の成長を促さなければいけません。

植物といえば冬の間は休んでいることが多いですよね。
ですがチューリップは冬の冷たい空気の中で成長を続ける植物です。
チューリップを育てる際には冬でもまめに水をあたえて
地面が乾燥しないように注意が必要です。

2.開花期間は気温による

チューリップが花を咲かせる期間は長いとはいえません。
平均が7~10日ほどで、よっぽど環境がよければ20日ほど咲きます。

手間暇かけてそだてたチューリップ、できれば長い時間咲いていて欲しいですよね。
チューリップは高温に弱い植物で23℃を超えると枯れ始めます。

なので、できるだけ涼しい風通しの良い日陰で育てると花の持ちがよくなります。
ちなみに、開花時期を少し遅らせたい場合には蕾の状態で冷蔵庫に入れておけば、
10日程度なら遅らせることが可能です。



3.暑さに注意

先ほど書いたようにチューリップは23℃を超えると枯れてしまいます。
そうなると葉が黄色くなり、光合成を行えなくなってしまいます。

花が散った後は残った葉で光合成を行い、球根へと栄養を送っています。
なので、次の植え付けのために状態の良い球根を作ろうと思った場合には
できるだけ光合成を行う時期を長くとる必要があります。

理想としては花が散った後、葉が枯れる程の高温ではない環境でできるだけ
長く太陽の光が葉に当たるようにすることです。

4.寒過ぎにも注意

チューリップは暑さに弱い分、寒さには強い植物です。

現在みなさんがよく見るタイプのチューリップが作られたのはオランダですが、
オランダは北海道よりも北に位置しています。

なので日本で育てる場合には寒さに対する注意はほとんど必要ありません。
ですが、寒さに強いチューリップといえども-5℃以下の状態で球根を保存して
いると凍結して死んでしまいます。

自分の住んでる地域は-5℃なんてよくある!という方は球根に防寒対策を
施してあげてくださいね。

5.水はけは良く

冬でも水を与え続けなければならないチューリップですが、
水を与える際には水はけの良さに気をつけなければいけません。

水はけの悪い状態で水を与えすぎると、水が大好きなチューリップと言えども
根腐れを起こしてしまいます。

なので、もし球根を植えようとしている土壌が粘土質のものである場合には、
水はけをよくするために砂を混ぜてあげてください。

そうすれば水はけもよく、作業も行いやすくなります。

チューリップは根気よく育てる

チューリップは植え付けを行ってから花が咲くまでに時間がかかります。
途中で失敗してチューリップへの興味を無くしてしまわないためにも、
是非この注意点は覚えておいてくださいね。