チューリップの休息期2【8月】
チューリップは夏の暑い時期に休眠することで、
球根内部に花の芽を育成しています。
これにより、来年もまたきれいな花を
咲かせることができるのです。
休眠時期に暑くなる日本は、
チューリップの原産地帯の環境に似ているので
貯蔵には適しているといえます。
ですが、日本の夏は湿度が高くなるので、
球根は風通しのよい場所で寝かせてあげてください。
8月のチューリップ栽培
<水やり>
8月は水やりはおこないません。
<肥料>
8月は肥料は施しません。
<球根の植えつけ>
8月は植え付けは行いません。
<球根の掘り上げ・貯蔵>
7月に引き続き貯蔵します。
球根の保存に適した気温は23℃なので
日本の8月は球根には少し暑すぎます。
球根も暑さには弱いので、
できるだけ温度の上がらない日陰に保存してあげましょう。
また、球根が来年用の花の芽を作る為には
23℃程の気温のなかで休眠をする必要があります。
ですので、20℃を下回るような寒い地域では
少し温めてあげる必要もあります。
<鉢植えの場合>
8月は貯蔵期なので、庭植えと同様です。
<病気や害虫の予防>
7月と同様に病気で変色した球根が無いかチェックしてください。
<寒冷地・温暖地の対策>
寒冷地では貯蔵場所が20℃を下回らないように注意してください。
20℃を下回る環境で貯蔵していると、
と来年花を咲かせない可能性があります。
温暖地では貯蔵場所の気温が高くなりすぎないように
注意してください。
あまりに気温が高い場所で貯蔵してしまうと、
花や葉の形の崩れたものが育ってしまいます。
アイスチューリップ
チューリップの開花時期は春ですが、
ちょっとした工夫をすると春以外にも開花させることができます。
まずは鉢植えを用意してください。
そして通常通り10月ごろに球根の植え付けを行います。
そのまま一か月ほど育てると、
鉢の底の穴から見えるほどにチューリップの根っこ伸びてきます。
根っこが見えたら鉢を冷蔵庫にしまってください。
ここで注意が必要です。
鉢を保管する冷蔵庫の温度は-2℃~-3℃程にしてください。
保管中のチューリップは0℃を超えると成長してしまうし、
-5℃を下回ると球根が凍結してしまうからです。
後は花を咲かせたい時にとりだして、
4月と同じ気温になるような温室に置いてください。
それから一週間~2週間で花を咲かせてくれます。
これがアイスチューリップと呼ばれる技術です。
春以外にもチューリップの花を楽しんでみたいという方は
ぜひ挑戦してみてください。
