チューリップの目覚め【1月】

1月のチューリップの育て方について解説いたします。

1月はチューリップにとっても新たなスタート

地表ではまだ何の変化も見られませんが、チューリップは12月、
1月の低い気温により休眠から完全に目覚めます。

地面の中では既に根を張り廻り、球根から芽を伸ばす準備が完了している頃です。

年の始まりと共にチューリップの成長も一斉にスタートされます。

暖かい地域であれば1月の後半ごろから
すでに球根から芽が伸び始めているはずです。

地面の上に緑色の若葉が顔を出すまであと少しです。

1月のチューリップ栽培

<水やり>

1月も地面が乾燥しないように水を与える必要があります。
この時期は降雪や霜により地面に水分が与えられやすいので、
水はけを良くするように気をつけてください。

鉢植えの場合には土が乾燥しやすいので、
一週間に一度は水を与えるようにしましょう。

<肥料>

1月は肥料を与えなくても大丈夫です。

2月の成長期になると再び肥料を施しますので、
その準備をしておきましょう。

<球根の植えつけ>

球根の植え付けに一番適した時期は10月~11月の秋頃ですが、
1月に植え付けを行っても花を咲かせることはできます。

ただ、背丈が短く花が小さいものになってしまいますし、
次の植え付け用の球根も小さなものになってしまいます。

<球根の掘り上げ・貯蔵>

1月は掘り上げ・貯蔵は行いません。

<鉢植えの場合>

しっかりと冷たい空気に当てるために、
鉢は屋外に置くようにしましょう。

1月下旬頃に暖かい室内に移動させることで
庭植えよりも開花時期を早めることもできます。

<病気や害虫の予防>

1月の球根はほとんどの時間を休眠しているので、
特別な害虫対策は必要ありません。

ですが、庭植えの場合には
ハタネズミに球根をかじられてしまう可能性もあります。

現在ではあまり見かけませんが、山間部や農村地帯で
普段からハタネズミの話をご近所から聞いている方は
気をつけた方がいいかもしれません。

ハタネズミは地面の中に巣を作り
草を主に食べるネズミです。

チューリップの球根もハタネズミに食べられてしまうので、
そうなるともちろん花を咲かせることが
できなくなってしまいます。

ハタネズミの対策としては
チューリップを植え付けた花壇の近くに
ネズミの巣を作らせないことです。

柔らかい枯草や藁、布きれなどを
普段から気をつけて片付けるようにしておいてください。

<寒冷地・温暖地の対策>

寒冷地では12月と同様に霜柱による根っこの切断と
球根が地面に持ち上げられないように気をつけましょう。

温暖地では地面の乾燥に注意して
水やりを行うようにしてください。