チューリップの植え方【10月】

さぁ、このページから本格的なチューリップの育て方をご紹介していきます。

チューリップは1年を通して手をかけることができますので
少したいへんかもしれませんが、慣れればこのうえなく
愛しい存在になること間違いなしでしょう。

みなさんも私と一緒に可愛いチューリップを育てていきましょう!

10月はチューリップの球根植えつけに最適な時期

チューリップの育て方をご存知ない方ははじめて耳にすることかもしれませんが
(少し前までは私もそうでした)、日本でチューリップの栽培を行う場合は、
たいてい10月~11月の秋にチューリップの球根を植えるのだそうです。

チューリップは低温になると発育する性質があるため、
この10~11月の秋の時期に植えられた球根は十分な湿り気さえあれば、
すぐに発根をはじめるそうです。

私がチューリップ栽培にはじめて挑戦するときもちょうど9月の終わりでしたので、
ちょうど10月からチューリップ栽培をスタートさせることができました。

チューリップの球根を植えつける

ということで、10月はチューリップの球根を植えつけるには
一番最適な時期になります。

頑張って掘り上げ埋蔵したの球根の内部では
(掘り上げに関しては6月のページで詳しくお話いたします)
すでに花芽ができあがってきています。

また、球根の側面にある発根部と呼ばれる部位も膨らみはじめており、
チューリップの球根自体も植えつけ準備万端といった状態になります。

気候もチューリップの球根が発根しはじめるのに丁度良いものとなり、
チューリップの球根も、栽培環境も、
チューリップ栽培に万全な時期となるのです。



10月のチューリップ栽培【庭植えの場合】

<水やり>

チューリップはとても乾燥に弱いので、土の乾き具合に注意して水を与えましょう。
特に植え付け直後はたっぷりと水を与えてください。
10月であれば、水やりは週に一回程で適切な水分量を維持できます。

<肥料>

元肥として1㎡につき化成肥料50g、石灰質肥料250g、有機質肥料500g、
それぞれ緩効性のものを土に混ぜます。

初めて花作りをする方には耳慣れない言葉が並びましたね。
少し言葉の説明を加えていきたいと思います。

まず、元肥とは植え付けをする前に予め土に混ぜておく肥料のことを言います。
そして化成肥料は科学的に作られた肥料のことで、有機質肥料とは動植物性の肥料です。
石灰質肥料は文字通り石灰でできた肥料です。

緩効性肥料とは少しずつ溶けて効果が長い期間持続する肥料のことです。
緩効性肥料と反対に短い期間ですぐに効果の出る速効性肥料というものもあります。

肥料を混ぜて肥す際には土を30㎝程掘り、
しっかりと土に空気を混ぜ込むようにしましょう。

<球根の植えつけ>

球根を植えつける場所は日当たりがよく水はけのよい土壌を選びます。
しっかりと土を耕し柔らかくしておいてください。

球根を植える深さは球根3つ分の深さ程です。
球根同士の間隔は10センチ程空けて植えます。

間隔を狭めた方が花が咲いたときに美しくみえますが、
あまり近すぎても一本一本に栄養が十分に得られず、
しっかりと育たなくなってしまいます。
球根を植えたら優しく土をかぶせ、たっぷりと水を与えてください。

鉢植えの場合には、鉢の底に石を敷き、その上に赤玉土、ピート、
腐葉土等を混ぜた土を乗せます。

この時選ぶ土は水はけがよくて乾きにくいものにしましょう。

<球根の掘り上げ・貯蔵>

10月は植え付けに最も適した時期なので、掘り上げ・貯蔵は行いませんが、
植え付けを遅らせたい場合には10月も引き続貯蔵の時期になります。

<鉢植えの場合>

チューリップは冬の間の低温を好みますが、冬の乾燥は苦手です。

球根の時期に十分な水分が得られず乾燥してしまうと、
花の元となる芽が枯れてしまいます。

なので鉢を置く場所は温度が低く湿度の高い場所に置くようにしましょう。

また、庭植えに比べて土が乾きやすいので
まめに土の湿り具合を確認するように注意してください。

<病気や害虫の予防>

植え付け用に選ぶ球根にカビが生えていたり、
虫に食われていないかをチェックして植え付けを行ってください。

<寒冷地・温暖地の対策>

植え付けは冬が訪れる前には行いたいので、
寒冷地ではできるだけ10月中に植え付けを行ってください。

また、霜柱の立つような地域では、
霜柱に押し上げられないように少し深めに球根を植えるようにしてください。